尿酸値が高い

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尿酸値が高い

尿酸値が高いとどうなるのか

健康診断などで尿酸値が高いといわれても、ほとんどの人に自覚症状がないといいます。
そのためビールを止められなかったり、深夜まで飲んでラーメンを食べたりなど肥満にもつながる生活習慣を送ってしまいます。
尿酸値が高いといわれてもいまいちピンときませんし、「まあいいや」くらいに考えてしまいがちですが、尿酸値が高いことを放っておくとどうなるのでしょうか。
尿酸値が高いとやがて高尿酸血症となり、痛風や心血管疾患などの合併症を引き起こして命に関わる危険性も出てきます。
尿酸からくる病気は男性が圧倒的多数を占めますが、女性にも起こりうる病気ですので尿酸値が高いことによる危険性をしっかり把握しておく必要があります。

高尿酸血症や通風

それでは尿酸値が高いということは具体的にどのようなことなのでしょうか?
尿酸値は血液内の尿酸の割合を示した数値ですから、その数値が高ければ高いだけ濃度が濃いということになります。
血液内では尿酸濃度が一定量を超えることで、それ以上は結晶化して体内の色々な部分に付着していきます。
特に多い症例が関節や足の指である日突然激痛を感じる痛風が発症するのです。
尿酸値が高いといわれた時点ですでに高尿酸血症の予備軍であるといわれていますが、この病気は不治の病ではなく生活習慣や食生活を見直すことでほとんど治すことができます。
痛風を発症すると大の大人でもうなり声をあげるほどの痛みといいますから、早期発見・早期治療が何よりも重要となっています。

 

内臓に尿酸が溜まると腎不全に

更に痛風よりももっと怖いのは、内臓に水晶化した尿酸が溜まることです。
高尿酸血症が続くと腎臓でも尿酸結晶が現れるようになり、放置することで腎不全を発症することもあります。
この尿酸結晶からできた結石はとても小さいためX線でも判断しずらく、気づいたときには腎臓内でたくさんの結石が発見されることもあります。
慢性腎不全ともなれば透析治療が必要となりますし、更なる合併症の危険性も否めません。
尿酸値が高いというだけではすぐに命を脅かすことはありませんが、症状が長期化することで命に関わる病気へと進行する可能性を秘めていることだけは覚えておきましょう。

 

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