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尿酸値が高い原因
高尿酸血症から痛風へ
尿酸値は、標準値より多少高いくらいでは体調に大きな変化が感じられないため、知らない間に高くなっているケースがよくみられます。
尿酸値が高くなると高尿酸血症と診断され、そして痛風へと発展します。
痛風は食生活やライフスタイルが非常に大きく関係している病気で、主な原因には食の欧米化やインスタント食品産業や外食産業の発展、残業、ストレスなどがありますが、これらは全て現代病と呼ばれる今の時代ならではの問題点です。
1898年の日本の痛風患者は約80人ほどでしたが、現在では50万人以上の人が痛風または痛風予備軍といわれており、文明の発展とともに新たな病気や症状が出てきているのです。
尿酸値が高い原因
尿酸値が高い原因のナンバーワンは食生活の問題です。
暴飲暴食、好き嫌いに偏食、食べる時間がバラバラだったり夜中にラーメンを食べたりすることは時として楽しいですが、実はこの行為は自分で自分のからだを痛めつけているのです。
尿酸値を上げないためにはプリン体が含まれている食品を避けるべきですが、プリン体は実に色々な食品に含まれていますので完全に絶つことは厳しいでしょう。それよりは五大栄養素や栄養バランスを考え、食べる量をいつもの6〜7割にセーブするほうがずっと効果的なのです。
プリン体が多いアルコール
どんなアルコールでも飲んだあとには尿酸値が上がります。
アルコールが分解されるときには尿酸が作られますし、多くのアルコールにはプリン体が含まれていますのでそれを元に尿酸が作られるのが原因です。
プリンタ体が最も多く含まれているのはビールであり、ブランデーやウイスキーなどの蒸留酒にはほとんど含まれていません。
アルコールを飲んだら肝臓での尿酸合成を高める作用をしますから、からだの内側と外側の両方から尿酸値を高くする原因を作っていることになるので、尿酸値の高い人はできるだけアルコール自体を控えるようにしましょう。
そのほかには遺伝的な要因やストレス、他の病気の影響である場合もありますので、定期的に検診を受けるなどして健康を管理したいですね。
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